上原 ひろみ

オンタマ独占インタビュー!!!
 
第1回「オンタマディスク大賞」ジャズ部門「第1位」に輝いた日本を代表するカリスマピアニスト「上原ひろみ」さんからのショートインタビュー!
★ ピアノを、音楽を始めたきっかけっていうのは何でしょうか?
(自身の音楽活動のきっかけや、チックコリアとの共演のエピソード等までいただけますか?)
6歳のときに、母親に連れられて近所のピアノ教室にかよい始めたのがきっかけです。クラシックの先生だったのですが、ジャズもお好きで、そこではじめてオスカー・ピーターソンなどを聴いて、スイングして、譜面にない音も弾ける、ジャズという音楽に魅力を感じました。チックとは、17歳の夏休みに東京のヤマハにレッスンを受けに行ったとき、たまたまチックがいらっしゃっていて、挨拶をしたいと言ってお会いしたら「何か弾いてみて」と言われ、引き出したら途中からチックも隣に座って弾きだして「明日コンサートがあるから一緒に一曲やらない?」といわれて参加しました。本当に偶然です。
 
 
★ チック・コリアの音楽というのは上原さん自身の音楽にどう影響していると思いますか?
彼の音楽人生からは、様々なプロジェクトに挑戦する事の大切さを学びました。彼と実際演奏して、引き出しの多さに驚き、日々、ひとつでも多くの引き出しを作れるよう、努力しています。
 
 
★「ビヨンド・スタンダード」ではなぜ今ジャズスタンダードを取り上げようと思ったのですか?
前作からギターの入ったHiromi’s Sonicbloomというプロジェクトをやっているのですが、みんな個性が強烈で。そのバンドで演奏するのに一番想像しづらかったのがスタンダード。だからこそ想像できないものを創ってみたい、と思いました。
 
 
★「ビヨンド・スタンダード」日本ツアーで楽しみにしていることは何ですか? 
各地でお客さんの雰囲気が毎日違うので、その日、その場所でしか生まれない何かを、探し求めていければ、と思います。コンサートを観に来る、というよりも一緒に音楽を創るつもりで参加して欲しいですね。★次回作でやってみたいことなどありますか??? 
ないしょです。
 
 
★ 演奏活動等で毎日お忙しいとは思いますが…オフの時には何でリフレッシュしていますか? 
家族とゆっくりしたり、友達とお茶したり。ツアー時は、機内食や外食が続くので、家でお料理したりしています。
 
 
★ 上原さんにとっての今年1年はどんな年でしたか? 
移動距離が、史上最長でした。北はノルウェーから、南は南アフリカまで。
まさに、冒険家のような一年でした。
 
 
★ 最後に、ファンの皆様へ一言!!
みなさんとライブ会場で、お互いを刺激し合い、たったひとつの音楽を創り上げていけるのを、心から楽しみにしています。