永井健二郎

オンタマ独占インタビュー!!!

 

フュージョンアルバムでは異例の2ヶ月連続リリース!
最新アルバム「OCTO BASS」を中心に盛り出さんの内容でお送りいたします!
・ジャズ、フュージャン系では異例の二ヶ月連続アルバムリリースということですが、アルバムの魅力、コンセプトなどを教えてください。

1枚目のOcto Bassは字が表す通り8弦ベースだけを使ってレコーディングをしました!
曲も8弦ベースが生きるように新たに書き下ろした曲がほとんどで、8弦ベースを多重録音した曲も収録されております。
ギターの音域に浸食しまくり、どっちがギター?という所も聴きどころの一つですね。
2枚目のGreen in Blueはボクの大好きな色2色をモチーフに作ったものです。
こちらも字が表すように緑と青のベースのみでレコーディングをしました(笑)
Octo Bassでは8弦ベースとギターという組合せで少しロック寄りなサウンドにしましたが、Green in Blueではピアノやキーボードを入れて
しっとりとした曲やジャジーなサウンドを中心にしてみました。
こちらのアルバムでは8弦ベースではなく、ピッコロベースというものを使い、よりギターっぽいサウンドを出しております。
なので、このアルバムにはギターは入っておりません!!
 

・特にこだわったところを教えてください。

どちらのアルバムもとにかくベースがセンターにいること。ベースに秘められている可能性の追求。しかし、その中でもバンドとしてのアンサンブル、曲が持つフィーリング、聴いて下さる方に届くような演奏、を心がけて作りました。
 

・ご自身の音楽を色で例えるとどんな色ですか。またその理由を教えてください。

曲(キーやコード)によって違った色に感じます。 例えばボクの中でEmajというコードからは緑、Amからは青を感じるのでGreen in Blueの主題はEmajとAmで作ってます。
 

・演奏、音楽制作するときに大切にしていることはありますか。

やはりエレクトリックベース、という楽器の可能性の追求、というものは常に考えています。ただ、曲によってはベースが動き過ぎると曲を壊してしまう場合もあるので、あくまで自分の中で鳴った音を再現することを大切にしているつもりです。ただ、普通のベーシストよりは音が多いと思いますが(笑)
テクニカルなものと芸術性を兼ね備えた音楽を作ることが理想です。
 

・音楽をはじめたきっかけを教えてください。

中学生の頃BOOWYというバンドにハマりまして、まわりの友達がコピーバンドをやっていてクラスの女の子たちからキャーキャー言われているのを見て「これや!!」と思ったのがきっかけです。なんとも不純な動機です(笑)
 

・趣味・マイブームはありますか。

戦国時代が好きなので、本を読んだりお城巡りをしたりするのが好きです。
あとはスポーツ観戦(野球、モータースポーツ、格闘技などなど)が大好きです。
これら好きなものたちからインスピレーションを得て曲を作ることが多いです。
 

・今後挑戦してみたいことはありますか。

まったく鍵盤が弾けないので、ピアノなど練習してみたいです。
 
・今後の活動予定を教えてください。
自分のバンド「TRAFFIC INFORMATION」とソロ活動を並行してやっていくつもりです。
やりたいことがあり過ぎて困ります。
 

・ファンの皆さんに一言お願いします。

まだまだ地味、と思われがちなベースという楽器ですが聴いて頂いて、ベースってこんなことも出来るんだ!?
ベースって面白い楽器だな~、あわよくばベースを弾いてみたいな、なんて思って頂けたら幸いです。


テクニカル系ベーシスト永井健二郎が昨年より本格的に挑戦している超多弦ベースの世界。本作は自己のバンドTRAFFIC INFORMA- TIONより超速弾きギタリスト加藤直紀、The Alfeeなど数知れない現場で超売れっ子のドラマー吉田太郎の2人を引き連れてのトリオ編 成で8弦ベースを余すことなくフューチャー。超多弦ベースだからこそ可能なコードを弾きつつスラップを入れたLet’s Walkin’、ギターアンプ を使用しまるでギターそのもののような音色で弾きまくったMorseman、かと思いきや8弦フレットレスベースを使ってメロディを歌い上げる December、拍子がころころ変わるトリッキーな楽曲First Impression、アルバムタイトル曲OctoBassでは高速スラップ、コードカッティング、 メロディ、ソロを8弦ベースのみでプレイなどなどやりたい放題。楽曲もプログレッシブフュージョンバンドの面目躍如か、非常に多彩な楽曲が 並ぶ。派手な部分にばかりスポットが当たりがちではあるが、バンドのアンサンブルもとても秀逸。長年共に演奏をしているメンバーたちだけ あり、誰かが仕掛ければすぐに誰かが反応と3人の呼吸もピッタリ!ギターの加藤直紀は自慢の速弾きだけでなく、楽曲も3曲提供。ソングラ イティングの才能も存分に見せる。そして、本作のもう一つの魅力は吉田太郎のドラムソロが炸裂している所だ。 吉田のドラムソロがこれだけ収録されているアルバムは本作以外にはないだろう。ドラマーファンも必聴のアルバムだ。
 

 

オクト・ベース
■CD 2017.8/09

CADE-0023 / ¥2,778+税
01. Let’s Walkin
02. Triple Fighter
03. Paracelususu
04. December
05. Hold Me
06. First Impression
07. At Home
08. Octo Bass
09. Morseman

10. Wisdom
 
永井健二郎(8弦Bass)
加藤直紀 (E.Gt)
吉田太郎(Dr)

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